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2024.02.22
エステサロンのメニューで人気のハイパーナイフとハイフ。名前が似ているため、混同されてしまうこともありますが、目的や効果などは大きく異なります。
今回は、ハイパーナイフとハイフは何が違うのか、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。どちらの施術を受けようか迷っている方の参考になれば幸いです。
ハイパーナイフとハイフは似ている施術のように思えますが、実はまったく違う施術内容です。ここでは、ハイパーナイフとハイフの4つの違いを紹介します。
ハイパーナイフとハイフはどちらも痩身効果が期待できる施術ですが、仕組みが異なります。
ハイパーナイフは高周波エネルギーで硬くなったセルライトを柔らかくしたり、脂肪をほぐしたりするのが目的の施術です。
主な効果は2つあります。1つ目が代謝アップです。高周波で体を内部から温めて代謝を上げる効果が期待できます。2つ目が硬くなった脂肪を柔らかくする効果です。
高周波で脂肪を柔らかくして、燃焼しやすい状態にしてくれます。つまり、ハイパーナイフの施術後に、有酸素運動やマッサージを行い、初めてダイエット効果を実感できます。
一方でハイフは超音波を用いて、脂肪細胞そのものを破壊して痩身を目指す施術です。
ハイフの施術で期待できるのは部分痩せ効果です。超音波を照射した部分の脂肪細胞自体を破壊し分解しながら体外に排出してくれるので、リバウンドしにくくなります。排出されるまでは4~12週間ほどかかるとされていますが、徐々に体が引き締まるのを感じられます。
ハイパーナイフは、高周波のエネルギーを利用して脂肪を温めるため、基本的には機器のヘッドを施術箇所に対してスライドしながら施術を行います。
一方でハイフは、超音波を用いて熱を集中的に送り込むため、ピンポイントで照射していきます。
脂肪を柔らかくして燃焼しやすい状態にするハイパーナイフの効果の持続期間は、通常3日程度といわれています。代謝を上げ、痩せやすい体を作るには、1~2週間に1~2回を数ヵ月など、繰り返し施術を受ける必要があります。
一方でハイフの施術は1回でも効果を実感しやすいのが特徴です。1回の施術の効果は半年~1年程度と、ハイパーナイフに比べ持続しやすくなっています。
ハイパーナイフの施術では、肌に当てたヘッドから高周波が流れますが、ビリビリするような痛みはなく、体の奥からじんわりと温まる感じがする程度です。痛みに弱い方でも受けやすい施術です。
ハイフは超音波をピンポイントで照射するため、ピリピリとした感覚やチクチクした痛みを感じることがあります。痛みの感じ方には個人差があるので、痛みに弱い方は事前に相談しましょう。
ハイパーナイフの効果について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
≫ハイパーナイフの効果とは?特徴や効果を高めるためポイントについて解説
ハイパーナイフのメリット・デメリットについて解説します。
ハイパーナイフのメリットは大きくわけて3つあります。
1つ目が深いところの脂肪にも効果が期待できることです。ハイパーナイフの施術で使用する高周波は、一般的に肌から4㎝のところまで届くといわれています。そのため、人の手では届きにくい皮下脂肪や頑固なセルライトにもアプローチできます。
2つ目が痛みを感じないことです。ハイパーナイフは痛みを感じにくい施術です。体の中からぽかぽかと温まっていくので眠ってしまう方もいます。リラックスしながら施術を受けられるのはハイパーナイフのメリットでしょう。
3つ目が血の巡りや代謝アップに効果があることです。脂肪細胞を柔らかくして燃焼しやすい状態にするだけでなく、血流やリンパの流れの改善も期待できるので、肩こりや腰痛、むくみが解消するケースがあります。基礎代謝も上がりやすいので、冷え性の改善効果も期待できます。
ハイパーナイフのデメリットは主に2つあります。
1つ目が施術を受けただけでは痩せられないことです。ハイパーナイフの施術の効果は、あくまで脂肪をほぐして柔らかくすることです。温めて分解した脂肪は、そのままにしていては元通りになってしまいます。
施術後にウォーキングやランニングなどの有酸素運動、脂肪の排出を促すマッサージを行って初めてダイエット効果を実感できます。
2つ目が繰り返し施術を受ける必要があることです。先述の通り、ハイパーナイフの施術効果が持続するのは3日程度です。すぐに元の状態に戻ってしまうため、数回~数十回繰り返し施術を受けなければなりません。
ハイフのメリット・デメリットについて解説します。
ハイフの主なメリットは2つです。
1つ目が部分痩せを目指せることです。食事制限や運動によるダイエットをしても気になる部分だけ痩せるのは困難です。胸も痩せてしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。ハイフは超音波をピンポイントで照射できるので、痩せたい部分だけ脂肪を落とせるのがメリットです。
2つ目がリバウンドしにくいことです。ハイフは脂肪細胞自体を破壊する施術なので、老廃物として排出された脂肪細胞は再生しません。そのため、運動や食事によるダイエットと比べるとリバウンドしにくい体を作れます。
ハイフのデメリットは2つあります。
1つ目が施術中に痛みを感じる場合があることです。ハイフは痛みの少ない施術といわれていますが個人差があります。超音波の熱エネルギーによって、チクチクした痛みを感じる方もいます。
また、元々脂肪細胞が少ない方は、脂肪層以外に熱が伝わり痛みを感じやすいといわれています。施術中に痛みを感じたらすぐに施術者に伝えるほか、痛みに弱い方は事前に伝えておくことが大切です。
2つ目が即効性はないことです。ハイフの施術で破壊された脂肪細胞は、数ヵ月かけて徐々に体外に排出されていきます。施術を受けた後に大きな変化を感じることはありません。痩せたい時期から逆算して施術を受ける必要があります。
ハイパーナイフがおすすめなのは、痩せやすい体質になりたい方です。
ハイパーナイフは脂肪燃焼効果はありませんが、脂肪を温めほぐすことで脂肪が燃焼しやすくなります。全身痩せを目指したい方は、ハイパーナイフの施術を受けた後に運動を取り入れることで効率よく脂肪燃焼できます。
また、冷えによるむくみや肩こりが気になる方がハイパーナイフを繰り返し受けると、体質の改善が期待できるでしょう。
ハイフがおすすめなのは、部分痩せしたい方です。
ハイフは狙った部分の脂肪細胞を減らせる施術です。痩せにくい二の腕や太ももなど、気になる部分の脂肪を減らしたい方はハイフが向いているでしょう。また、1回の施術でも効果を実感しやすいため、エステサロンに通う時間がなかなか取れない方にもおすすめです。
ハイパーナイフとハイフの違いについて解説してきました。どちらの施術を受けるか決める際の参考になりましたでしょうか。
ハイパーナイフは脂肪を温め燃焼しやすい状態にするのに対し、ハイフは脂肪細胞自体を破壊する施術です。目的や効果は大きく異なり、それぞれの施術にメリット・デメリットがあります。理想の体に近づくためにはどちらの施術がよいのか、ハイパーナイフとハイフの特徴をしっかりと押さえることが大切です。
ルクラでは、ハイパーナイフとハイフ両方の施術を提供しています。どちらの施術にするか迷っている方は、スタッフに相談したうえで決められます。茨城県の水戸や東京の神田などで、ハイパーナイフやハイフを検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。