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2019.04.23

知っておきたい紫外線予防

紫外線とは
太陽光の一部を言い、波長の長さによって異なりUV-A、UV-B、UV-Cと3種類あります。UV-Cはオゾン層によって吸収されるため、地上には届きません。UV-Aとは、地上に降り注ぐ紫外線の約9割を占めると言われ、ガラスも通過して肌の奥深くまで到達します。UV-Cは肌のハリや弾力を奪い、シワやたるみを引き起こす原因になります。UV-Bとは、屋外での日焼けの主な原因となります。UV-Bは肌の表面に作用し、沢山浴びてしまうと、赤く炎症したり、シミ、ソバカス、色素沈着の原因になります。美しい肌を保つためには、UV-AとUV-Bどちらからも守る事が大切です。


紫外線が強くなる時期や生活シーン
1年を通してケアする事が大切ですが、1年の中でも紫外線が最も強いのは4月〜9月です。また、気温も高くなく、日差しもあまり強くありませんが、春先も注意が必要です。3月頃から紫外線の強くなりはじめますが、肌が慣れていないため、ダメージを受けやすくなります。1日の中で紫外線が強い時間帯は午前中9時〜午後3時頃までで、1番ピークは昼の12時頃です。また、曇りの日でも晴れの日の6割も降り注いでいるので、天気に関わらずケアは毎日の習慣にする事が大切になります。

紫外線によるダメージやトラブル
肌老化の8割は紫外線が原因と言われています。浴び続けた紫外線が肌に影響を及ぼして起こる「光老化」というものです。また、髪の毛は顔の5倍以上もダメージを受けやすいと言われています。そのため、長時間紫外線を浴びた時は頭皮マッサージやブラッシングなどは避けることがオススメです。さらに、紫外線は目の水晶体の組織に影響し、白内障を引き起こす可能性もありますし、長期的に浴び続ける事によって、細胞の遺伝子を傷付けてしまうので、ガン発症の原因となることもあります。そのため、美容だけでなく、健康上のリスクも高いです。

効果的な日焼け止めの使い方
日焼け止めにはUV-Aに対する防御機能を示すPA、UV-Bに対する防御機能を示すSPFの表示があります。PAは+〜++++の4段階、SPFは最大50+まであり、日常生活、外出や屋外での活動、日差しの強いなかでの活動によって使い分ける事をお勧めします。PAやSPFが高ければ安心ではなく、段階よりも2〜3時間置きに塗り直す事の方が重要になります。また、肌の潤いは刺激を跳ね返すためにも欠かせませんので、日焼け止めを塗るだけでなく保湿ケアをして土台を作る事も大切です。

日焼けをしてしまった時の対処法
日焼けは軽度のヤケドです。アフターケアは72時間が勝負とされています。まずは、冷水シャワーや冷却ジェル、冷水に浸して絞ったタオルなどで優しく抑えるなどのように、ほてりや赤くなっている部分を冷やします。ほてりが落ち着いたら化粧水をたっぷりつけて、保湿を心がけてください。肌は敏感になっていますので、温めたり、圧をかけるケアは禁物です。また、身体も水分不足になっていますので水分もしっかり摂ってください。

食事による紫外線対策
紫外線を浴びる事によって、活性酸素が発生し、光老化を促進させてしまいます。そのため、活性酸素を抑えることが大切になります。ここでは、活性酸素を抑える3つの成分と成分が多く含まれる食品をご紹介します。
①リコピン…食べる日焼け止めと言われるトマトに多く含まれます。メラニン生成を抑える効果もあります。
②ポリフェノール…日焼けに対する耐性を強める効果もあり、赤ワインやココア、ブルーベリー、ダークチョコレートに多く含まれます。
③ビタミンE…アーモンドはビタミンEを最も多く含んだ食べ物です。紫外線ダメージから皮膚を守ってくれる効果もあります。