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2023.09.29
太ももやお尻にできたセルライトは通常のダイエットではなかなか取れず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。中には、気になって潰してしまうという方もいると思います。しかし、セルライトを潰すと体に悪影響を与えかねません。
今回は、セルライトはなぜ潰してはいけないのか、セルライトを潰さずに解消する方法などを解説します。セルライトに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
そもそもセルライトとは、硬くなった脂肪細胞と繊維組織が皮膚の表面に現れ、肌がデコボコに見える状態のことです。通常、血液は酸素を運び、リンパ液には体の老廃物を排出する機能があります。
しかし、脂肪細胞が肥大化すると、血管やリンパ管を圧迫してしまい、血流が滞ります。すると、排出できなかった老廃物や余分な水分が蓄積されていき、脂肪細胞に繊維細胞が絡みつくようになります。その脂肪細胞と繊維細胞が塊になったものがセルライトの正体です。
始めのうちは、皮膚の上から押したときにわかる程度ですが、そのまま放置していると、見ただけで分かるくらいデコボコにいなっていきます。
セルライトができる原因は主に6つあるといわれています。
セルライトの原因として多くの方が「肥満」を思い浮かべるでしょう。肥満は皮下脂肪が多い状態のことで、周囲の組織を圧迫し循環が悪くなるのでセルライトができやすくなります。また、肥満以外にも年齢も関係しています。年々代謝が悪くなることで、脂肪を燃焼しにくくなるためです。
そのほか、生活習慣や運動不足、喫煙も影響します。血液やリンパの流れが滞ることや、基礎代謝が落ちることが原因です。そして、ストレスもセルライトの原因になります。多くのストレスを抱えると自律神経が乱れ、血流が悪くなるためです。
セルライトができる原因は様々なので、適切な解消法も人によって変わってきます。
セルライトが気になると、ついついローラーなどで潰してしまうという方は多いのではないでしょうか。しかし、セルライトを潰すとかえってセルライトが増えてしまうなど、体に悪影響を及ぼします。ここでは、セルライトを潰すのがNGな理由を3つ紹介します。
セルライトを手やローラーなどを使って潰すと、なくなったように見えることがあります。しかし、これは一時的に脂肪細胞の位置が整っただけです。セルライトを潰すことで、リンパや血液の流れの改善効果は期待できますが、脂肪の量や配置は変わらないので、一定期間が経つと、再びセルライトが現れます。
また、セルライトを潰すと周辺組織を傷つけ、修復するために老廃物を巻き込もうとします。結果として、さらに脂肪が肥大化し、セルライトが増えてしまうケースがあるので注意が必要です。
セルライトの近くには血管やリンパ管が通っています。セルライトを潰すために強い力をかけると、血管やリンパ、そのほかの細胞にダメージを与える可能性が高いです。血管やリンパを圧迫するとリンパ液が循環できなくなり、腫れの原因にもなります。
セルライトは、硬くなった脂肪細胞と繊維細胞が絡みつき、皮膚の表面に現れています。そのため、手でセルライトを潰そうと思っても、簡単には取り除けません。
逆に、セルライトを強く揉み込むと、皮膚が傷ついたり、あざになったりすることがあります。セルライトのセルフマッサージを行う場合は、リンパ節を優しく押す程度にしましょう。
では、セルライトを潰さずに解消するためにはどうしたら良いのでしょうか。セルライトの解消が期待できる4つの方法を紹介します。
セルライトの解消にダイエットは有効です。ダイエットの中でも特におすすめなのが運動です。適度な運動を取り入れることで、血行が良くなったり、代謝が上がったりするので、セルライトの解消が期待できます。
脂肪を燃焼する有酸素運動と基礎代謝を上げる無酸素運動を組み合わせると、さらに効果的です。運動は続けることで効果を発揮するので、苦手な方は軽いメニューから始めてみましょう。
セルライトを潰すのではなく、優しくマッサージしてみましょう。セルライトが気になる部分をマッサージすることで、血の巡りやリンパの流れの改善に導きます。その結果、脂肪や老廃物も排出されやすくなり、セルライトの軽減につながります。マッサージをする際は、クリームやオイルを塗ると、肌への刺激を防げます。
乱れた食生活を改善すると、セルライトの原因になる肥満やむくみ予防になります。カロリーが高い食べ物や脂質の多い食品は避け、ヘルシーで栄養価のある食事を3食規則正しく摂りましょう。代謝アップや血行促進に良い栄養を摂取し、運動も取り入れれば、セルライト除去の効果をさらに高められます。
規則正しい食生活と同時に、水分の摂取も重要なポイントです。水分をたくさんとることで、血行促進効果が期待できます。血行が良くなれば、老廃物も排出されやすい状態になり、セルライトができにくくなります。
セルライトはセルフケアでも改善できますが、誤った方法で行うと肌を傷つける可能性もあります。そのため、セルライトを除去するためにはエステでプロによる施術を受けましょう。エステがおすすめの3つの理由を紹介します。
エステの施術では、血流やリンパの流れを改善する効果が期待できます。そのため、施術を受けた後は、脂肪を燃焼しやすい体になり、ダイエット効果も高められます。また、代謝がアップするとむくみや冷えの改善につながり、新たなセルライト予防になるでしょう。
セルライトを減らすのにセルフマッサージは効果的ですが、太もも裏やお尻などは手が届きにくいでしょう。エステのセルライトメニューでは、部位ごとに集中的にケアしてもらえるので、自分ではマッサージできないセルライトにも効果が期待できます。
また、専用のマシンを使えば、手技では届かない深部にアプローチできます。より効果的にセルライトを除去したい場合は、エステで施術を受けることをおすすめします。
エステではプロの施術を受けられるので、セルフマッサージよりも高い効果が期待できます。専用の機器を使用するだけでなく、マシンのケア後にはプロがハンドマッサージを行うことが一般的です。一人ひとりの体に合わせてマッサージをし、老廃物を押し流してくれるのはエステの大きなメリットでしょう。
セルライトを潰してはいけない理由やセルライトの改善方法をご紹介しました。セルライトを自分で潰すと、肌や組織を傷め、新たなセルライトを生む原因になります。セルライトは潰すのではなく、優しいマッサージや運動で解消していきましょう。
ただ、セルフケアには限界があるので、効果的にセルライトを除去したい方はエステの利用がおすすめです。
エステサロンのルクラでは、リンパマッサージと深部のリンパに働きかける機器を組み合わせた施術を提供しています。茨城県の水戸や東京の神田などで、頑固なセルライトでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。