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2024.01.25
気付いたらできていて、なかなか消せないセルライト。太ももの裏やお腹などにできやすいですが、案外、自分では見えにくいところにも現れます。特に半袖の季節に注意してほしいのが、二の腕のセルライトです。本記事では、二の腕のセルライトができる要因やセルライトの解消法について解説します。セルライトの解消に必要な時間についても紹介しているので、二の腕のセルライトにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
気付いたらできている二の腕のセルライト。まず、どうしてセルライトができるのか、主な6つの要因を解説します。
姿勢が悪いとリンパの流れを悪くさせます。特に、猫背で日常的に背中を丸めていると二の腕の筋肉を使う機会が減るため、二の腕に脂肪やセルライトがつきやすくなってしまうのです。また、長時間悪い姿勢を続けることでリンパや血液の流れを滞らせ、老廃物が溜まる原因にもなります。姿勢が悪い方は注意が必要です。
脂質や糖質の多い食生活をしている方や偏食の方も注意が必要です。脂肪をためこみやすくなり、セルライトができる原因となります。また、乱れた食生活だけでなく、過度の飲酒もセルライトの発生に関係します。アルコールを摂取するとむくみやすくなり、セルライトの元になる水分がたまってしまうからです。食生活の乱れや飲酒の習慣は、二の腕だけでなく、全身のセルライトの悪化にもつながります。
二の腕は皮下脂肪が蓄積しやすい部位といわれています。なぜなら、二の腕は積極的に動かす機会が少ない部位だからです。また、二の腕には上腕三頭筋という筋肉がありますが、日常生活の中で多く使わないため、筋肉量はあまり多くありません。動かす機会が少ないほか、筋肉量が比較的少ないため、脂肪が蓄積し、たるみやすくなってしまうのです。二の腕に余分な水分や老廃物が溜まるとセルライトの原因となります。
代謝が低下すると全身にセルライトができやすくなります。なぜなら、代謝の低下は血行やリンパの流れを阻害し、老廃物が溜まりやすくなるからです。年齢を重ねるとともに代謝はどうしても低下してしまうため、脂肪がついて太りやすくなります。
特に二の腕は、先述の通り、あまり動かさない部分なので、代謝低下の影響で脂肪がつきやすいです。代謝の低下が原因で太ってしまった場合、無理に食事制限をして体重を落とそうと思っても、筋肉が落ちてさらに代謝が落ちるので逆効果。二の腕をしっかり動かして筋肉をつけることが大切です。
ストレスは精神的な問題と捉えられがちですが、実はセルライトの要因にもなります。ストレスがたまると、精神的だけでなく、身体的にも影響を及ぼす自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると血の巡りが悪くなり、セルライトの元となる老廃物や水分が体内にたまりやすくなってしまうのです。
女性の場合はホルモンバランスの乱れがセルライトの要因になっていることがあります。排卵から月経までの黄体期は、プロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されます。プロゲステロンは、妊娠に備えて栄養や水分を体内にため込む働きがあり、この時期は体がむくみやすくなります。体がむくみやすいといことは老廃物もためこんでしまうため、セルライトができやすくなってしまうのです。
また、年齢とともに女性ホルモンの働きは低下。もう1つの女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れることで、代謝の低下や筋肉量の低下などを引き起こし、セルライトもできやすくなります。
二の腕にできたセルライトを解消するにはどうしたらよいのでしょうか。6つの方法を紹介します。
まず効果的なのが二の腕のマッサージです。マッサージをすることで老廃物が流れやすくなり、ストレッチや筋トレの効果も高まります。具体的なマッサージの方法としては、脇とひじの内側のリンパを刺激してから、二の腕全体のセルライトをほぐすようにしてマッサージしましょう。
「セルライトを潰す」という表現がよくありますが、圧力をかけると内出血などの原因になります。「もみほぐす」イメージでマッサージするのが大切です。
マッサージでセルライトをほぐしたら、ストレッチを行いましょう。ストレッチは血行を改善し、老廃物を排出する効果が期待できます。二の腕に効果が期待できるストレッチの1つが「腕を伸ばすストレッチ」です。
ひじを真っすぐ上に持ち上げ、その状態で真っすぐ手を振り上げます。振り下ろした手を肩のやや後ろに当てます。慣れてきたら500mlのペットボトルを持って挑戦してみましょう。体力に自信がない方や運動が苦手な方でも取り入れやすいのでおすすめです。
もう少し負荷をかけられるという方は運動を取り入れましょう。日常生活であまり動かさない二の腕に、腕立て伏せやプランクなどのトレーニングで筋力を付ければ代謝アップが図れます。また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で全身の脂肪を燃焼させるのも効果的。自分に合ったやり方で運動を行ってみましょう。
湯船にゆっくりつかると、身体が芯から温まり血行がよくなります。血の巡りがよくなると代謝が上がりやすくなるため、セルライトの解消に役立ちます。また、ゆっくり入浴して汗をかくことで老廃物の排出も促進。入浴中に二の腕のマッサージを行うと、さらに老廃物の排出を促してくれるでしょう。
血行を促すといわれているツボを押すのもよいでしょう。血の巡りをスムーズにするツボは2つあるといわれています。1つ目が「手三里」。ひじの内側の横線から手首寄りに指3本の場所です。親指で3秒間押しましょう。2つ目が「合谷」。手の幸川の親指と人差し指の付け根の間です。こちらも親指で3秒間押します。ツボを押した後にマッサージをすれば、相乗効果が期待できます。
ホルモンバランスが乱れている場合は、睡眠を見直してみましょう。女性ホルモンは自律神経に関わる部分から分泌されています。慢性的な睡眠不足は自律神経を乱し、セルライトの要因になります。毎日質の高い睡眠をとれるよう、睡眠環境を整えることも大切です。
元々の脂肪量やセルライト量にもよりますが、ダイエットで二の腕の脂肪を減らすには最低でも2~3ヵ月間、マッサージや運動などを継続する必要があるでしょう。二の腕のセルライトだけを減らしたいという方は、二の腕の筋肉である上腕三頭筋を集中的に鍛えることで効果を早く実感できます。
自宅で行うマッサージや運動は、血行をよくしたり、全身の脂肪を減らしたりできますが、セルライトを直接取り除くことはできません。そのため、自分では解消できないセルライトにはエステがおすすめです。エステの施術はセルライトの原因となっている凝り固まった脂肪に直接アプローチできるので、セルライトそのものの除去や、きれいな仕上がりが期待できるでしょう。
二の腕のセルライトについて解説してきました。日常生活で積極的に動かすことの少ない二の腕は、脂肪がたまりやすく、気付いたらセルライトができているということも多いでしょう。
二の腕のセルライトを解消するためには、マッサージや運動の継続や生活習慣の改善などが効果的ですが、セルライトに直接アプローチしたいという方はエステがおすすめ。エステサロンのルクラでは、リンパマッサージとオリジナルの機器を組み合わせた施術で、頑固なセルライトを解消していきます。茨城県の水戸や東京の神田などで、なかなか解消できないセルライトにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。